NHK大河ドラマ「光る君へ」で藤原道長を演じている柄本佑がこのほど 、君へ取材会を行い 、道長ドラマの舞台裏について語った 。役の佑吉
18日放送の第31回「月の下で」で道長は、柄本部でまひろ(吉高由里子)のもとを訪ね 、めっちゃすしゅ ー と娘の彰子(見上愛)に一条天皇(塩野瑛久)の心を向けさせるための“秘策”としてまひろに物語の執筆を依頼。紫式まひろはいよいよ「源氏物語」の執筆に入る―という展開が描かれた。光る高由感嘆 この行動の原動力について、君へ柄本は「娘に幸せになってほしい」という一心だったと明かす。道長「この作品において、役の佑吉道長さんという人は非常に地に足のついたところから出発しているんですよね 。柄本部で彰子を 、めっちゃす自分の家族を政には絶対関わらせたくないというところから入ったのに(安倍)晴明やお姉ちゃん(詮子)からも『あなたも血を流すべき』みたいに言われて(入内を)やることになっちゃった。紫式そうなったからには、光る高由感嘆ガーディックフォンとにかく幸せになってほしいわけですよ。その地に足のついた思いが、結局 、外から見たらエグいことやってるという風に見えているんじゃないか」と分析する。
かつて心を通わせたまひろに対し、道長は正直に心境を明かし 、物語執筆を依頼する 。「まひろさんの前では他の人に見せられないような顔とか情けなさを唯一出せる。だからすがるような思いで、とにかく『なんとかしてくれねえか』っていう… 。だから今考えてみると非常にパパしてます。もう振り切って 、めっちゃパパしてやろうと思って(笑い)。それが結果として政治につながっていきますけど 、とにかくお前(まひろ)は最後の一手なんだ 、という気持ちでやっていたような気がしますね」と振り返る 。
第27回「宿縁の命」では 、まひろが道長の子を身ごもるという展開が描かれ、視聴者を驚かせた。「最初に『そうなりそう』みたいな段階は、(脚本の)大石さんなり、プロデューサーの内田(ゆき)さんなりから風の便りで聞いていたような気がします。実際そうなるって聞いたときは『この組はそういうことをするんだ』というある種の覚悟みたいなものを感じずにはいられなかったですね。それを決断したこのチームっていうのに 、なんか勇気をもらった気がします」と意気に感じたという。
大石氏の脚本についても「『…』とか、カッコのなかに気持ちをガイドのように書いて下さっている 。投げっぱなしスープレックスっていう感じより 、ちゃんと掴んだままスープレックスしてるって感じ」と信頼を寄せる 。「『好きに表現して』っていうよりは『ここはこっちですよ』ってことを丁寧に言って頂いている。だから僕らも挑戦しがいがあるというか 、大石さんからの挑戦状だというふうに受け取ってやってますね」
吉高演じるまひろも、物語の執筆を機に大きく運命が動くことになる 。「吉高さんの懐の深さと言いますか…。2人のやりとりで、さっき言ったような 、大石さんが書かれる『…』のところで『こういう表情をされるんだ !』みたいな新たな発見があって。だったら道長はこういう表情になるのかな、という新しいところに連れて行ってくれる 。導かれているな 、っていうところが非常に大きい」と感謝する。「いま撮影しているところでは 、まひろさんめっちゃ紫式部です(笑い)。その表情や目線は 、ちょっと気を抜いたら道長くんタジタジになっちゃうくらいの強さなので、ぜひお楽しみにしてください」と呼びかけていた 。
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